ごあいさつ
慢性的な腰痛、肩こりは運動やヨガで良くなると思っていませんか?【田無の整体~印田整体院~】
~慢性腰痛に腹筋やヨガが良いというのはウソ!?~
多くの方が悩まれてる腰痛や、肩こり。これには運動が良いと聞く事が多いかと思います。
最近ではテレビなどでも腰痛に良い運動などが特集される事が多々ありますよね。
勿論運動というのは素晴らしいものです。
ただ、一概にどんな慢性的な腰痛や肩こりに対しても運動をすれば良いとは言い切れません。
かえって体を壊してしまう可能性も考えられます。
今回は慢性的な肩こりや腰痛をどうしたら良いか悩まれてる方にぜひ参考にして頂ければと思います。
≪なぜ運動が良いと言われているのか≫
慢性的な腰痛などは様々な原因で起こると言われています。
姿勢の崩れによる筋肉の緊張、血液の循環不全、精神的なものなど様々です。
特に筋肉の緊張などは運動などをして血液循環を良くすれば改善されます。
他にも運動不足による筋力の低下によって姿勢が崩れてしまうのを、
腹筋などの運動によって筋力をつけて体を支える力をつければ腰痛なども良くなると言われます。
ヨガも体を支える筋肉(いわゆる体幹など)を鍛えて腰痛などにならない体づくりに良いと言われています。
ただ、70代や80代の方で運動量も落ちれば、筋力も若年者より遥かに低下している年代の方でも、
肩こりや腰痛にならない方も沢山いらっしゃいますよね?
そういった方がいるのに腰痛や肩こりが一概に筋力が落ちたからとか、
運動が足りないからというのはおかしいですよね?
≪運動で余計に悪くする事も≫
人間の体には体を動かす筋肉(骨格筋)だけでも何百種類と存在します。
それぞれの筋肉には体を動かす部分の役目があり(肘を曲げる筋肉は上腕二頭筋といった感じ)、決まった場所に存在します。
例えば、姿勢が崩れている人、骨格が歪んでる人が肘を曲げる運動をしても、
肘を曲げるための筋肉が正しい方向に作用されなくなります。
これを繰り返せば人間はそれが普通の動きだと記憶してしまい、
正しいと思っていても正しい方向に作用されなくなってしまいます。
もちろん筋肉にも偏った負担になってしまいますし、
余計に体を崩してしまい痛みを強くしたりする可能性も十分に考えられます。
筋肉には大きなものから、とても細かいものまで存在しますので、
細かい筋肉は特に歪みなどで正しく作用されない可能性が考えられます。
簡単にいうと体が崩れている状態で運動をしても余計に筋肉に負担がかかってしまい、
かえって痛めてしまう可能性も十分に考えられるという事です。
≪運動の前に体の崩れと向き合ってみて下さい≫
整体などでしっかり体を整え正しい姿勢を体に覚え込ませれば、
筋肉も余計な負担がかかりにくくなりますし、体の動きもスムーズになります。
体が覚えてしまえば負担にならないので慢性的な痛みから解放される事も十分に考えられますし、無理に運動をする必要もありません。
もちろん腹筋をすれば腰痛も緩和される方も、
維持するために毎回腹筋をするなんて余程のトレーニング好きでない限り続けるのは困難かと思います。
体の歪みを整えてしまえばそういった苦労も必要なくなる可能性があります。
ぜひ慢性的な痛みに悩まされている方は運動の前にご自分の体の崩れと向き合ってみる事がオススメです☆
≪どうしても整体などでなく運動やヨガで慢性腰痛などを良くしたい方≫
なかにはとにかく運動で慢性的な痛みをどうにかしたいという考えの方もいらっしゃるかと思います。
そういった方にぜひ参考にして頂きたいのは、
しっかりと体の構造(解剖学など)や生理作用などの知識を身に着けた方に運動やヨガの指導を受ける事がオススメです。
どうしても体の構造に対する知識がない方の指導ですと、『この動きだからこれに効く』といった観点になりがちかと思います。
しっかり知識があれば『この動きはどういったものが作用されるからここに効く』といった指導が出来ますし、
『ここが悪い時はこういった動きはするべきではない』などと指導もする事が可能です。
ヨガの指導をされる方に解剖学や生理学など、
人間の構造に対する知識を皆さん身に着けていらっしゃるかはわかりませんが、
中には看護師など、医療に従事されていた方が指導をされてる方もいらっしゃいます。
ぜひそういった方に運動の指導を受けられるのが個人的にはオススメかと思います。
≪80代、90代でも元気な方がいるという事です!≫
いかがでしたか?運動をすればどんな慢性的な腰痛や肩こりでも良くなるわけでは無い、
というのをご理解頂けたかと思います。(もちろん運動が悪いという事ではありません)
途中でもお伝えしたように運動量や筋量が落ちたご高齢の方でも、
慢性腰痛などと無縁という方も沢山いらっしゃいますし、
筋骨隆々の方でも慢性腰痛に悩む方もいるという事です。
ぜひ慢性的な痛みに悩んでいらっしゃる方は、
一度ご自身の体の歪みと向き合ってみてはいかがでしょうか!